虹裏町探訪記番外編スクリプト・クリスマス特別編「清しこの夜(1)」
虹裏町、町ではクリスマスソングが溢れクリスマス一色に染まっている。
記者「」「クリスマスか…一人身には関係ないな。さて、帰って原稿書きだ。」
(ジングルベ〜ル ジングルベ〜ル)
「みんな一人身ばっかりだからなぁ…そんなに売れないや。クリスマスケーキ売出し中でーす!
お一ついかがですかー!?」
記者「」が通り過ぎたパン屋「」の店の前、“クリスマスケーキ大売出し中”の看板を掲げ
クリスマスケーキの売出しをするとしあき。
「(あれは…音速丸さんとサスケさん達だ。いっぱいいるから1個くらい買ってくれるかも。)
音速丸さん、クリスマスケーキどうですか?」
「ぬぅっ!!今年も一人でロンリーホーリーナイトを過ごす俺に何たる荒行!
そのケーキは俺だけじゃ食いきれねぇ…今年こそは見習いドジっこガールサンタが俺に愛のプレゼントを!」
「頭領落ち着いてください!俺達も一緒ですよ!…あ、俺達だけで食うから1個ちょうだい。」
「はい、どうもありがとうございましたー!…クリスマスケーキはいかがですかー?」
「お、としあき君。精が出るじゃないの。」「阿部さん!ケーキ買っていきませんか?」
「悪いが俺も一人身でナー。そうだ、俺も手伝ってやるよ。」「いいんですか?」
「いいっていいって、イベント時は稼ぎ時なんだろ?そこの人!クリスマスケーキ…買 わ な い か 。」
「ウホッ!いいケーキ、これ一つください。」「あぁ…次はロウソクの本数だ。」
阿部が見事にダンディな呼び込みを披露し次々にケーキを捌く。
「阿部さん…すごいや!俺もがんばらなきゃ。クリスマスケーキいかがですかー!」
「おぉ、としあきではないか。」「あらとしあき君、がんばってるわね。」
そこに町役場から帰る途中の陛下と2番たんが通りかかる。
「なんじゃ、阿部も一緒か。」「えぇ、こいつのバイトを手伝ってやろうと思いましてね。」
陛下と阿部が話している間にとしあきが2番たんにケーキを勧める。
「2番さん、ケーキいりませんか?」
「ちょうど良かった、今日はお父様とお友達でクリスマスパーティーをやる予定だったの。
1個頂くわね。」
「はい、ありがとうございます!」
「…そろそろいくかの。これ2番や、行くぞ。」「あ、はーい。それじゃまたねとしあき君。」
「さようならー!…クリスマスケーキ売出し中でーす!お一ついかがですかー!?」
「クリマスケーキ 買 わ な い か 。」
「よ、頑張ってるかとしあき。」「としあきさん、バイトはかどってますか?」
「父さんに雪さん、買い物帰り?」
しばらくして買い物袋を持った「」と雪さんが通りががりとしあきに話し掛ける。
「久し振りじゃないの「」。今日はお買い物のお付き合いかい?」
「ご無沙汰してます阿部さん、今日はクリスマスなんで家でもパーティーをやろうと思いまして。」
「…ちょっとまった父さん、家にそんな余裕ってあったっけ?」
「ウム!案ずるな息子よ。俺もサンタの看板持ちのバイト(きりこの紹介で)をさっきやって来た所だし
我が家の稼ぎ頭が現在頑張っているぞ。」
「…いや、父さんはいいんだけど…もしかしてそれって…。」
パチンコ屋「ゆめりあ」
「(チーンジャラジャラ)…この時点で10箱…今日はいい調子です。」

「ハハハ、勘がいいな息子よ。」
「ぬかったわ!…種銭ってどこから出てるの?」
「先月のお前の稼ぎからいくつか。」
「まさに外道!」
「まぁまぁ、落ち着いてくださいとしあきさん。めどいさんも生活がかかっているのですから
真剣に取り組んでますよ。でなければパチプロなんて職業、この世に存在しませんからね。」
雪さんにうまく言いくるめられた感じがするとしあき。
「…まぁ、雪さんがそこまで言うならいいか。」
「フフ…今日は腕によりをかけますから楽しみにして下さいね。」
「うん、期待してるよ。親父、バイトしてないで早く職見つけろ。」
「ハハハ、手厳しいな息子よ。」
「俺はサンタにプレゼントお願いするより職の斡旋をお願いするね。
「容赦しないな息子よ。ま、今日は早く帰って来いよ〜。」
「」と雪さんは去っていった。
「…としあき君、ありゃ当分駄目そうだな。」
「…半分諦めかけてますけどね。」
「ま、あの気楽さがいい所でもあり駄目な所でもあるんだがな。さ、売ろうぜ。」
「そうですね。クリスマスケーキ売出し中でーす!お一ついかがですかー!?」
「そこの少年、ひとつ貰おうか。」
ふと気づくと傍らになにやら物々しい雰囲気の女性が立っている。軍隊みたいな制服を着ており
この町中ではかなり目立つ。
「あ、はぁ…2980円です。」
ケーキを渡すとその女性は1万円を渡してきた。
「お釣りはいらない。取っておくがいい。」
「え、そういう訳には…。」
「これは姫君のご意思だ、君のような者にはある筈がない光栄な事なのだぞ。」
よく見ると彼女の後ろにセーラー服姿の女の子が立っている。
中学生くらいだろうか、こちらを見て優しく微笑んでいる。何か高い身分にある人なのだろう。
よく分からないがとりあえず受け取っておこう。
「あ、ありがとうございましたー!」
「私にはこのような事しか出来ませんが…頑張って下さいね。」
後ろにいたセーラー服の女の子がこちらにやってきて一言告げ、そのまま行ってしまった。
「へぇ…あのお方がねぇ…。」
「? 阿部さん誰か知ってるんですか。」
「さぁてね。ま、大人になればその内分かるさ。」
「は、はぁ…。(大人の世界は広いなぁ…)」
洋食屋「沈黙亭」
「クリスマスディナーメニューはおいしいねカムパネルラ。」「そうだねジョバンニ。」
「男同士でクリスマスを過ごすことも無ければ君も淫獣呼ばわりされなくて済むよカムパネルラ。」
「死ねジョバンニィィィィィッ!!」
「迷惑だ、静かにしろ。(コキャッ)」
「やぁ、そんな手じゃディナーが食べられないじゃないかカムパネルラ。…おや、あそこにいるのは
アダムとちーぽんじゃないか。」
「―――…いいんですか?こんなにご馳走になって。」
「いいっていいって、折角のクリスマスだもの。今年はエンジェル隊と一緒に過ごさないの?」
「ええ、今年は皆さんバラバラに過ごします。ミントさんは雛乃さんのところに御呼ばれしたみたいですし
ヴァニラさんは礼拝。ランファさんは合コンでミルフィーユさんとフォルテさんは基地で待機です。」
「ふーん。あ、それよりコレ食べ終わったらホテルにでも行かない?折角の聖夜くらい
2人っきりで過ごしたいじゃない。いい眺めのホテルも知ってるしさ。」
「喜んで!…この町にそんな所ってあったんですね。」
「うん、“HOTEL陛下”ってトコなんだけどさ…」
「今の言葉聞いたかいカムパネルラ。」「しかと聞いたよジョバンニ。」
「「アダムは今日やる気だね。」」
(続く)
思う存分書きなぐれ! 今回もスクリプトです。24・25に書こうと考えましたがまた長くなりそうなんで
ちょっと早めに書きました。これなら観光課「」さんも余裕の保管が!

あと今回はなりきりの方々が多々登場するはずです。ちょっと慣れない人はとしあき君と阿部の掛け合いだけを読んでも大丈夫なはずなのでそうしても構いません。
>「ぬかったわ!…種銭ってどこから出てるの?」
>「まさに外道!」
とし坊、血は争えんもんだなあ
乙。
阿部さんいい男だな・・・
>物々しい雰囲気の女性
>セーラー服姿の女の子

最初誰だかわからんかったが・・・Ma子様とこーちゃん?
アダムのおっさん・・・やる気だな! ちょっとだけつっこみ
聖しこの夜じゃないのカナ?
ホテル陛下?全裸ハウスじゃないのか・・ >ホテル陛下
"赤字"経営だから人が寄り付かないんだよね
>ミントさんは雛乃さんのところに御呼ばれしたみたいですし
毎晩ばわよんしてるこの身としてはその辺りのシーンとか見たいのだが………
やっぱり無理なのだろうか………うぅ………
Ma子様可愛いよ
可愛いよMa子様
Ma子さまはお優しいな。
てかこれはフラグか? 羨ましいぜとしあき…
としあきの奴…あの歳でいくつフラグを立てれば気がすむんだ!


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112924 B04/12/23(木)01:18:25 No.20790204
虹裏町探訪記番外編スクリプト・クリスマス特別編「清しこの夜(1)」
虹裏町、町ではクリスマスソングが溢れクリスマス一色に染まっている。
記者「」「クリスマスか…一人身には関係ないな。さて、帰って原稿書きだ。」
(ジングルベ〜ル ジングルベ〜ル)
「みんな一人身ばっかりだからなぁ…そんなに売れないや。クリスマスケーキ売出し中でーす!
お一ついかがですかー!?」
記者「」が通り過ぎたパン屋「」の店の前、“クリスマスケーキ大売出し中”の看板を掲げ
クリスマスケーキの売出しをするとしあき。
「(あれは…音速丸さんとサスケさん達だ。いっぱいいるから1個くらい買ってくれるかも。)
音速丸さん、クリスマスケーキどうですか?」
「ぬぅっ!!今年も一人でロンリーホーリーナイトを過ごす俺に何たる荒行!
そのケーキは俺だけじゃ食いきれねぇ…今年こそは見習いドジっこガールサンタが俺に愛のプレゼントを!」
「頭領落ち着いてください!俺達も一緒ですよ!…あ、俺達だけで食うから1個ちょうだい。」
「はい、どうもありがとうございましたー!…クリスマスケーキはいかがですかー?」
04/12/23(木)01:19:03 No.20790229
「お、としあき君。精が出るじゃないの。」「阿部さん!ケーキ買っていきませんか?」
「悪いが俺も一人身でナー。そうだ、俺も手伝ってやるよ。」「いいんですか?」
「いいっていいって、イベント時は稼ぎ時なんだろ?そこの人!クリスマスケーキ…買 わ な い か 。」
「ウホッ!いいケーキ、これ一つください。」「あぁ…次はロウソクの本数だ。」
阿部が見事にダンディな呼び込みを披露し次々にケーキを捌く。
「阿部さん…すごいや!俺もがんばらなきゃ。クリスマスケーキいかがですかー!」
「おぉ、としあきではないか。」「あらとしあき君、がんばってるわね。」
そこに町役場から帰る途中の陛下と2番たんが通りかかる。
「なんじゃ、阿部も一緒か。」「えぇ、こいつのバイトを手伝ってやろうと思いましてね。」
陛下と阿部が話している間にとしあきが2番たんにケーキを勧める。
「2番さん、ケーキいりませんか?」
「ちょうど良かった、今日はお父様とお友達でクリスマスパーティーをやる予定だったの。
1個頂くわね。」
「はい、ありがとうございます!」
04/12/23(木)01:20:10 No.20790279
「…そろそろいくかの。これ2番や、行くぞ。」「あ、はーい。それじゃまたねとしあき君。」
「さようならー!…クリスマスケーキ売出し中でーす!お一ついかがですかー!?」
「クリマスケーキ 買 わ な い か 。」
「よ、頑張ってるかとしあき。」「としあきさん、バイトはかどってますか?」
「父さんに雪さん、買い物帰り?」
しばらくして買い物袋を持った「」と雪さんが通りががりとしあきに話し掛ける。
「久し振りじゃないの「」。今日はお買い物のお付き合いかい?」
「ご無沙汰してます阿部さん、今日はクリスマスなんで家でもパーティーをやろうと思いまして。」
「…ちょっとまった父さん、家にそんな余裕ってあったっけ?」
「ウム!案ずるな息子よ。俺もサンタの看板持ちのバイト(きりこの紹介で)をさっきやって来た所だし
我が家の稼ぎ頭が現在頑張っているぞ。」
「…いや、父さんはいいんだけど…もしかしてそれって…。」
04/12/23(木)01:21:24 No.20790322
パチンコ屋「ゆめりあ」
「(チーンジャラジャラ)…この時点で10箱…今日はいい調子です。」

「ハハハ、勘がいいな息子よ。」
「ぬかったわ!…種銭ってどこから出てるの?」
「先月のお前の稼ぎからいくつか。」
「まさに外道!」
「まぁまぁ、落ち着いてくださいとしあきさん。めどいさんも生活がかかっているのですから
真剣に取り組んでますよ。でなければパチプロなんて職業、この世に存在しませんからね。」
雪さんにうまく言いくるめられた感じがするとしあき。
「…まぁ、雪さんがそこまで言うならいいか。」
「フフ…今日は腕によりをかけますから楽しみにして下さいね。」
「うん、期待してるよ。親父、バイトしてないで早く職見つけろ。」
「ハハハ、手厳しいな息子よ。」
「俺はサンタにプレゼントお願いするより職の斡旋をお願いするね。
04/12/23(木)01:22:29 No.20790362
「容赦しないな息子よ。ま、今日は早く帰って来いよ〜。」
「」と雪さんは去っていった。
「…としあき君、ありゃ当分駄目そうだな。」
「…半分諦めかけてますけどね。」
「ま、あの気楽さがいい所でもあり駄目な所でもあるんだがな。さ、売ろうぜ。」
「そうですね。クリスマスケーキ売出し中でーす!お一ついかがですかー!?」
「そこの少年、ひとつ貰おうか。」
ふと気づくと傍らになにやら物々しい雰囲気の女性が立っている。軍隊みたいな制服を着ており
この町中ではかなり目立つ。
「あ、はぁ…2980円です。」
ケーキを渡すとその女性は1万円を渡してきた。
「お釣りはいらない。取っておくがいい。」
「え、そういう訳には…。」
「これは姫君のご意思だ、君のような者にはある筈がない光栄な事なのだぞ。」
よく見ると彼女の後ろにセーラー服姿の女の子が立っている。
04/12/23(木)01:23:15 No.20790396
中学生くらいだろうか、こちらを見て優しく微笑んでいる。何か高い身分にある人なのだろう。
よく分からないがとりあえず受け取っておこう。
「あ、ありがとうございましたー!」
「私にはこのような事しか出来ませんが…頑張って下さいね。」
後ろにいたセーラー服の女の子がこちらにやってきて一言告げ、そのまま行ってしまった。
「へぇ…あのお方がねぇ…。」
「? 阿部さん誰か知ってるんですか。」
「さぁてね。ま、大人になればその内分かるさ。」
「は、はぁ…。(大人の世界は広いなぁ…)」
04/12/23(木)01:23:56 No.20790427
洋食屋「沈黙亭」
「クリスマスディナーメニューはおいしいねカムパネルラ。」「そうだねジョバンニ。」
「男同士でクリスマスを過ごすことも無ければ君も淫獣呼ばわりされなくて済むよカムパネルラ。」
「死ねジョバンニィィィィィッ!!」
「迷惑だ、静かにしろ。(コキャッ)」
「やぁ、そんな手じゃディナーが食べられないじゃないかカムパネルラ。…おや、あそこにいるのは
アダムとちーぽんじゃないか。」
「―――…いいんですか?こんなにご馳走になって。」
「いいっていいって、折角のクリスマスだもの。今年はエンジェル隊と一緒に過ごさないの?」
04/12/23(木)01:24:34 No.20790452
「ええ、今年は皆さんバラバラに過ごします。ミントさんは雛乃さんのところに御呼ばれしたみたいですし
ヴァニラさんは礼拝。ランファさんは合コンでミルフィーユさんとフォルテさんは基地で待機です。」
「ふーん。あ、それよりコレ食べ終わったらホテルにでも行かない?折角の聖夜くらい
2人っきりで過ごしたいじゃない。いい眺めのホテルも知ってるしさ。」
「喜んで!…この町にそんな所ってあったんですね。」
「うん、“HOTEL陛下”ってトコなんだけどさ…」
「今の言葉聞いたかいカムパネルラ。」「しかと聞いたよジョバンニ。」
「「アダムは今日やる気だね。」」
(続く)
04/12/23(木)01:28:15 No.20790622
今回もスクリプトです。24・25に書こうと考えましたがまた長くなりそうなんで
ちょっと早めに書きました。これなら観光課「」さんも余裕の保管が!

あと今回はなりきりの方々が多々登場するはずです。ちょっと慣れない人はとしあき君と阿部の掛け合いだけを読んでも大丈夫なはずなのでそうしても構いません。
04/12/23(木)01:29:40 No.20790682
>「ぬかったわ!…種銭ってどこから出てるの?」
>「まさに外道!」
とし坊、血は争えんもんだなあ
04/12/23(木)01:29:48 No.20790697
乙。
阿部さんいい男だな・・・
04/12/23(木)01:33:31 No.20790869
>物々しい雰囲気の女性
>セーラー服姿の女の子

最初誰だかわからんかったが・・・Ma子様とこーちゃん?
04/12/23(木)01:33:41 No.20790870
アダムのおっさん・・・やる気だな!
04/12/23(木)01:34:59 No.20790928
ちょっとだけつっこみ
聖しこの夜じゃないのカナ?
04/12/23(木)01:36:34 No.20790988
ホテル陛下?全裸ハウスじゃないのか・・
04/12/23(木)01:44:19 No.20791260
>ホテル陛下
"赤字"経営だから人が寄り付かないんだよね
04/12/23(木)01:49:10 No.20791470
>ミントさんは雛乃さんのところに御呼ばれしたみたいですし
毎晩ばわよんしてるこの身としてはその辺りのシーンとか見たいのだが………
やっぱり無理なのだろうか………うぅ………
04/12/23(木)02:03:16 No.20792001
Ma子様可愛いよ
可愛いよMa子様
04/12/23(木)02:07:44 No.20792183
Ma子さまはお優しいな。
てかこれはフラグか? 羨ましいぜとしあき…
04/12/23(木)02:15:23 No.20792536
としあきの奴…あの歳でいくつフラグを立てれば気がすむんだ!


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