「フフフ、驚いたか息子よ。…8歳ながらオマエにはいつも世話駆けっぱなしだったからな、
日頃の労いも込めて皆でプァーっと…ってオイオイ！何も泣く事ないだろう。」
いつの間にかとしあきの目には涙が浮かんでいた。
「…馬鹿親父ッ！いつもいつものんべんだらりとして働かないくせに…
こういう時だけ…ちゃっかり…。…ありがとう…親父。」
「…よせよ、湿っぽくならぁ。」
としあきの手をめどいさんが握る。

「フフフ、驚いたか息子よ。…8歳ながらオマエにはいつも世話駆けっぱなしだったからな、
日頃の労いも込めて皆でプァーっと…ってオイオイ！何も泣く事ないだろう。」
いつの間にかとしあきの目には涙が浮かんでいた。
「…馬鹿親父ッ！いつもいつものんべんだらりとして働かないくせに…
こういう時だけ…ちゃっかり…。…ありがとう…親父。」
「…よせよ、湿っぽくならぁ。」
としあきの手をめどいさんが握る。
「泣かれるとめどい…こういう時は笑顔が一番です。」
「母…さん。うん、今日は目一杯楽しむよ！」
「よーし、そうと決まれば早速飲むぜ！メリークリスマス！」
「「「「「メリークリスマース！」」」」」

虹裏町商店街
「孫へのプレゼント探しで街中をさまよう男、スパイダーマン！」

ひなのんハウス
「雛乃さん、わざわざ呼んでいただいてありがとうございます。」
「そう他人行儀になるなアイリス。ま、くりすますぱーてぃーというのもまたオツなものじゃな。
蔵女、今日は沙耶はおらぬのか？」
「あやつは今日はらぢおの収録日じゃ。」
「仕方ありませんわね…。人数が多いほうが楽しめますというのに。」
「時にミント、お主はなぜそのような面妖な格好をしておるのじゃ？」
「いやですわ蔵女さん、これはトナカイの着ぐるみではございませんこと？」
「そうではなく何故そのような格好をしておるのか聞いておるのだが。」
「あははぁ♪クリスマスなんだから固いこといいっこナシ。今日はボクもサンタルックだしさ♪
気にしないでジャンジャン楽しもうよ。」
「ま、偽猫がそういうのであれば良しとするか。」
「ここの人達はおおらかな人たちですね、アリスさん。」
「…適応力が高いとも言えるわよ莉織。」

「あの、プリエさん？」
「んー、何かしらアイリスさん？」
「隅っこに転がっていてピクピク動いてる肉の塊は…なんでしょうか？」
「あぁ、単に私の下着をクリボーの店に横流しした弟を3/4殺しして放置しているだけだから
気にしないでね。」
「は、はぁ…。」
「あははぁ♪プリエさんはダイナミックだなぁ♪とりあえず早く乾杯しようよぉ、
ボク待ちきれないなぁ♪」
「うむ、さっそく乾杯じゃ。」
「「「「カンパーイ♪」」」」
「（こんばんわ　クリスマスプレゼントをもらいに来ました。）」

うどん屋「花ﾁｬｰﾝ」
「花、おまえはくりすますに一緒に過ごす彼氏とかはおらんの？」
「いきなり何を言うんですか助さんたら！そんな人いません！あ、いらっしゃいませー！」
「いきなりだけどきつねうどんをもらうわ。はぁ…やはりクリスマスでも会長は帰ってこない…。」
「ほいメリークリスマス、きつね一杯頼むわ。…ま、アンタが誰かは知らんけどそれぞれ事情はある。
焦らず気長に待つこっちゃな。」
「…そうね、だから“代理”って名乗ってるのよね。気が楽になったわ、ありがとう。」
「いえいえいおおきに。」
「…一人ですする素うどんもまた格別だわッ！！」
「ヴハハハハ！“カレーうどんに自前のスパイスを入れてアレンジする”
これが私のラーマヤーナデスヨ！」

カフェ「ゴドー」
「クッ…俺は今年も一人。一度でいいからお店に来た女の子とスウィートに過ごしてみたいもんだぜ…。
（ﾁﾘﾝﾁﾘﾝ）クッ…いらっしゃい…。」
「ヒヒ…クリスマスは救世主の誕生を祝う祭り、死神の私には関係アリマセンね…。
町が騒がしいので今夜は静かな所で過ごしまショウ…。コーヒーを一杯もらえマスカ？」
「しっかし今宵はクリスマスだというのにいつものようにスルーだのう越後屋よ。（ｽﾞｽﾞｽﾞｯ）」
「左様でございますなお代官様。（ｽﾞﾋﾞｽﾞﾊﾞｰ）」
「クリスマスは同僚や知り合いの誘いを期待して胸が高鳴るだろ？でも実際は何かあるわけでもなく
当日は一人でケーキを食いつついいとも特別編を見るわけだ。」
「ねねこ…クッ！なんてビターな聖夜だ…。」

ホテル「業魔殿」
「メリークリスマス、「」達…」
「お客様、何かお召し物を着て下さい。」
「キャハハハ〜☆今日はクリスマスクリスマス♪全裸のお兄ちゃんプレゼントちょーだい！」
「ショボーちゃん、クリスマスは本来キリストの誕生を祝う祭りじゃからワシら悪魔が祝うのは
お門違いじゃと思うんじゃがのう。」
「む〜、ウルサイぞこのチンコヘッド！オマエもプレゼントよこせ！」
「チンコヘッドとは失礼な！全く最近の若いモンはミジャクジ様も知らんのか…」
「賑やかでいいのう。ま、深く考えずに楽しむのがよかろう（ｽﾞｽﾞｯ）
ちなみに私は弟子達からたっぷりともらっておるがの。」
「ヤッパリクリスマスデモMTGハカカセナイYO！」

中華料理店「痔悪化」
「ありがとうございましたー！！」
「ｸﾞｩﾚｲﾄｫ！また来てくれよな！…そろそろ店じまいだな。ちょいあ、看板下げてくれ！」
「ちょいあー！」
「フゥ…クリスマスはやっぱり忙しいなぁ。ま、年末はもっと忙しいんだけどな。
そういうわけでほら、皆にクリスマスプレゼント。まずはちょいあの新しい首輪だ。」
「ちょ、ちょいあー！ちょいあ〜。」
「えーと、むすーは前から欲しかった服でわはーは新しいバンダナだったな。」
「ありがとう〜やっぱ兄さんは最高だわ。」
「水銀灯。ほら、新しい割烹着だ。最近無くしてエプロンで代用してたからな。」
「いいんですか！？別にエプロンでも…。」
「まぁ…何だ。割烹着を付けてるお前が一番似合ってるし、何より…素敵だ。
あとは…ほら。」

「ハンドクリーム？」
「いくらお前でも手のメンテはしっかりしとかなくちゃ。そのきれいな手がいつまでも持つように…な。」
「…ハイ、ありがとうございます。」
「なんかこの時点でラブラブオーラが漂ってるっつーか…ねぇ？」
「むすー姉ちゃんは結構おませわはー。」「ちょいあ。」
「…もういっぺん言ってみな？」
「わっ…べ、ベアクローは…ギブ！ギブわはー！」
「ちょ、ちょいあー！」

としあき宅
「…としあきは？」「ぐっすり寝てます。」
「プレゼントの用意はバッチリな男、スパイダー…」
「シッ！としあきを起こしたらどうするんだよスパイディー。あくまでこっそりだ。」
「（としあきの枕もとにおいてある紙切れを拾う男、スパイダーマン！）」
「（お、でかしたスパイディー。何だかんだ言いながらサンタさんへのお願い事か？どれどれ…）」

―――――――――――――――――――――――――
多分これを見ている親父と母さんとスパイダーマンへ

とりあえず今日はありがとう。今年は大人しくプレゼントを貰うけど
来年はまともな仕事で得たお金のプレゼントが欲しい。
だから早く就職してちゃんとお金稼げよ親父。
母さんもギャンブルばっかやってないで家事くらいちゃんとしてくれよ、
別に家事が出来ないわけじゃないんだから。
スパイダーマン、いろいろと構ってくれてありがとう。状況に流されないで
家族のブレーキ役になって欲しいと思う。
なんかどっちが親だかわからない文になったけど親父と母さんは俺の親だから好きだ。
だから二人には頑張って欲しい。（スパイダーマンもいい奴だけどね）

メリークリスマス　としあき
―――――――――――――――――――――――――

「我が息子ながら…しっかりしてやがるぜ。」
「としあきの頼みなら…めどくないです。」
「この気持ちが最高のプレゼント…スパイダーマン。」
次の日の朝
「ふぁ…あぁぁぁぁ…。ん…？」
としあきの枕元にラッピングされた箱があった。包装紙が勿体無いので丁寧にはがす。
「これ…放送終って叩き売りされてから買おうと思ってた重眠合体ＤＸヘイカリオン…。
あ、紙切れに何か書き足してある。」

“お前に言われなくともしっかりやるさ、俺達だってお前の事が好きなんだから”

「…親父の奴、結構負けず嫌いなんだな。」
今年も残すところ後一週間、年の瀬はひしひしと迫っていた。
虹裏町の皆さん、メリークリスマス！　（終）

としあきクリスマス憂鬱ネタ書くのやめてよかった･･･いいもの見れたよ

はい、クリスマス特別編はこれで終わりです。
しつこいようですがなりきりが苦手な方はとしあき君サイドだけ読んでも
構いません。

今回のスクリプトはとにかくなりきり・スクリプトの皆さんを押し出しました。

でもエソさん等書ききれなかったキャラがいたのでそこら辺は精進ですね。
「さぁ、次は大晦日・正月スクリプトだ！」
「よし、かんばれ！」

※蛇足ですが「花ﾁｬｰﾝ」で一人で素うどんをすすっているのは
ヴァージニアです。

いい話だ。虹裏町に住民票登録したいな

GJです！　あれ？　明日はどうなるんですか？

改めて見るとつくづく思う
住民濃いなぁ多いなぁ・・・
この街が、大好きだ

うん、和んだ。

なんかもうこのスレで俺は救われた
もう俺は一人じゃない！！！

メリークリスマスだ

こんばんは、記者｢｣さん。
まずはお疲れ様です。楽しく読ませて頂きました。
私如きが記者｢｣さんのお話に出させて頂くには未熟過ぎます故、
どうぞお気になさらずに。
そして、先日の探訪記「虹裏水族館」の回では有難う御座いました。
これからもご無理をなさらぬ程度に｢｣さん達を楽しませ続けて下さいませ。
まだまだ寒い日は続きます。どうぞお体御自愛下さいませ。
もう一つ言っておきますと、ぬこ先生の登場も心待ちにしております。
それでは失礼致します。

いろんな虹裏キャラが絡んでるの見ると嬉しくなるな…

おや・・・私はカフェ・ゴドーで過ごしているみたいデスね・・・
素敵な贈り物を有難う・・・記者「」・・・サン
ヒヒ・・・

う〜ん、ヴァージニア･･･不憫な子･･･

お疲れ様ですー
いろんなキャラが絡んでるのを見るのはええもんですわー

………本気で虹裏町に住みたいよ………
ダイノガッツ極めなきゃな………･ﾟ･(つД`)･ﾟ･

クッ・・・！なかなか粋な事をしてくれるじゃあねぇか、記者「」さんよ。
アンタの記事のおかげかな。あのあとまきびしの嬢ちゃんも来て、「」たちも何人も来たぜ。
いや、本当に感謝してるさ。ってことで、気が向いたら後でウチの店に寄ってくれ。
ゴドーブレンド風味ショートケーキ・・・おごっちゃうぜ！

>※蛇足ですが「花ﾁｬｰﾝ」で一人で素うどんをすすっているのは
>ヴァージニアです。
ヴァージニアが不憫すぎですわ・・・
あら？記者「」さん、ちょっとよろしいかしら？ｺﾞｷｭ　ｺﾞｷｭ

記者さん…清らかなこの夜に素晴らしい！
リスペクトしたスクリプト1本Upさせて頂きます。

やっぱり楽しいですね虹裏。
ここの人たちが大好きですよ。なんか涙でてきましたよ。歳ですかね。としあきちゃん可愛すぎです。

やべ・・・コレ見たら泣きそうになってきた
スレ｢｣GJだな！俺もこんな家庭を築きたいよ

素で虹裏町に住みたいと思ったのは俺だけじゃないはず・・・。

見事なオールキャスト・・・・みんな輝いてるぜ！！