う、後ろの趙は何か関係があるのだろうか……

八年前・にじうら公園

日も暮れかけた公園で家路につく四人。
「めどいさん、大丈夫？」
大きなお腹を抱えめどめどと歩くめどいさんを「」が支えて一緒に歩く。
「予定日まであと三日後位になりましたね。」
「もうすぐか…名前どうしようかなぁ…。」
「ゲレゲレを推す男、スパイダーマン！」
「私は考えるのがめどいので「」さん名前考えてください。」
「トンヌラはどうかな？スパイダーマ」
「度の過ぎた冗談というのは…身を滅ぼす事になりますよ？」
「…じゃヒーローとかえにくすとか…ひぃ！ちょ、調子に乗りすぎた男！スススパイダーマン！」
二人の後ろでスパイダーマンが雪さんに銃を突きつけられている。大体いつもの事なので特に気に留める事はない。

「おーおー、賑やかじゃないの。」
向こうからツナギを着たいい男、十傑集が一人、阿部高和が歩いてきた。
「うーっす阿部さん。」「どうもです。」
「しかしめどいさんのお腹ももうパンパンだな。予定日はいつだい？」
「三日後です。」
「そうか！いやぁ良かったナー、陛下に聞かせたら喜ぶだろう。
　ちょっくら陛下ンとこまでひとっ走りしてくる。お大事にな！」
挨拶を交わしたと思ったら早速駆け出していった阿部にあっけをとられたが再び家路につく二人。銃で嬲られているスパイダーマンの悲鳴が夕焼けに染まった。

翌日・「」の家「眠いけど二度寝もめどい…「」さんは？」めどぉ〜っと起きてきためどいさんが朝食の支度をしている雪さんに尋ねる。スパイダーマンはもう朝食に手をつけているようで一つ一つよく噛んで味わっている。何だこの行儀の良さは。「おはようございますめどいさん、「」さんでしたら先ほどアダムさんが来て何処かへ出かけたようですが？」「詮索したり心配するのめどい…そのうち帰ってくるでしょう。ご飯ください。」「朝は和食派、スパイダーマン！」「まぁ心配してもキリがないですからね…はいご飯。」「味噌汁の具はワカメと長ネギに限る、スパイダーマン！（ｽﾞﾋﾞｽﾞﾊﾞｰ）」同時刻・超高速船「寒天丸」「朝早くから何かと思ったら…わざわざ富山島まで行くんですか？」「あれぇ、「」君知らないのかい？富山島って言ったら那楼神社のお守りが有名じゃないか。　うといなぁ「」君は。女の子にモテないよ？」「は、はぁ…。」船の甲板でコーヒーを飲んでいるちっちゃいおっさんことアダムとプリンシェイクを飲んでいる「」。彼等は今まさに富山島へと向かっていた。

「」はプリンシェイクか　いい奴だ

「那楼神社のお守りは結構御利益あるんだよ。僕も安全祈願のお守りは肌身離さず持ってるし
　パチンコとかギャンブルでここ一番の勝負の時は除災招福のお守りも買ってるんだ。」
「へぇ、結構そういうのにこだわるんですね。（ちっちゃいオッサン自称一流ギャンブラーのクセに運頼みって…）
　でもそれなら別に俺が付き合わなくっても…。」
「あぁもう「」君は鈍いねぇ！安産祈願のお守りだよ安産祈願の！女の子っていうのはメンタルからのケアが大事なんだよ？
　夜の方ばっかりこまめに精出しちゃダメダメ！アハハハハ！（ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ）」
「そ、そうっすね。アハ、アハハハハハ…（オッサン真っ昼間から全開かよ…orz）」
「あ、着いたみたいだね。早速神社の方に向かおうよ。」

>ゲレゲレを推す男、スパイダーマン

ビアンカと同じ名前のセンスだぞ！スパイダーマン！

このシリーズが現二次裏で一番楽しみなのは俺だけじゃないはずだ

「」の家、もう昼はとっくに過ぎおやつの時間に入っている。
「遅いですね…。“多分14時位に帰ってくる”って言っていたのに、もう15時過ぎましたよ。」
「案ずるのめどい…ふぅ。」
「カステラ一番電話は二番、三時のおやつは文明堂！スパイダーマン！」
「駄目です、それは「」さんのおやつですからね。第一スパイダーマンさんはさっきカステラ五個も食べたじゃないですか。」
「めど………〜っ！！」
「どうしましたか？」
「朝から続いてたお腹の痛みが本格的に…多分陣痛が本格的になったんでしょうね…。」
「え！？こ、こういう場合はですねまままず深呼吸してえ〜と…。」
「さすがめどいさんだ、陣痛でもビクともしないぜ！スパイダーマン！」
「なっ…何悠長な事を言ってるんですか！とりあえずスパイダーマンさんは病院へ、私は「」さんに連絡します！」
（続く）

長文捌くなら長いセリフや無駄な説明文を省くのがいいかも

長いうえに（続く）かよ！
とつっこむ男！「」！

思う存分書いてほしい

シリーズでも異例の長編だな・・・
まぁどんなに長くなってもいい、期待してるぞ

風呂敷広げて後に困る
グロ兄などが通ってきた道だぞ