「っはぁ…はぁ…。」
「はぁ…はぁ…間に合わなかったみたい…。」
発着場に着くも、既に船着場には何も無く二人は見事に乗り遅れてしまった。
「次の便はいつですか？」
「えっと…2時間後。はぁ…神社に行ったときに巫女さんに見とれてるんじゃなかった。」
「俺もばっちり嘗め回すように堪能したんでお互い様です…。早く行ってめどいさんにお守り渡さないとなぁ…。」
「（ｼｭﾝ）「」さん、ようやく見つけました！」
目の前の空間が一瞬歪み中から若い女性が出てきた。公務員系のかっちりした格好だが胸につけている
「2」のバッチがとても目立つ。
「2番さん！どうしてここへ？」
「雪さんに頼まれましたよ。“「」さんをどうにかして病院に連れてきてください”って。
　とりあえず気配を探った後テレポートで来ましたけど、まさか富山島にいるとは…思いませんでしたけどね。」

「来てくれたのはありがたいけど、船はもう出て…。」
「大丈夫です。私が「」さんを今出た船にテレポートさせます。」
「でも虹裏町からここまで来たんだったらその逆も出来るんじゃないの？」
「…悪いですが、ここまで来るのに結構体力を消費したみたいなのでさっき言ったように
　船にテレポートさせる位、それも一人分送れるのがやっとなんですよ。」
「僕は一緒に行けないのか…残念だね。」
アダムが「」に何かを投げてよこす。
「アダムさん、これは？」
「僕の車の鍵。船の発着場まで車で来たんだから場所は分かるよね？
　それと安全祈願のお守り。はやくめどいさんのとこまでいって無事な顔見せてやりなよ。
　…めどいさんにまたお金借りるかもしれないからよろしくって言っておいてね！」
「言っておきますよ…ありがとうございます！」
「では「」さんを送ります…ハァッ！（ﾊﾞｼｭｯ）」

「あ〜あ、行っちゃったね。」
「どうかご無事で…。とりあえずテレパシーでお父様に報告をしなきゃ。
（こちら2番、お父様聞こえる？）」
「（こちら陛下、良好だ2番。首尾はどうだ？）」
「（船に乗り遅れたけど何とか「」さんだけは船にテレポートさせたわ。こんなに力を使ったのは
　四年ぶりよ、今の私はただの市役所の職員なんだからあんまり無理させないでよね。）」
「（いつも済まんな。今度みんなと一緒に痔悪化の店にでもいこうじゃないか。）」
「（期待して待ってますよお父様。）」

にじうら病院ロビー、陛下を中心として2番たんを除いた九人が集まっている。
「…「」は無事に船に乗ったそうだ。」
中心にいる人物、十傑集頭領、衝陛下が口を開く。
「後は彼の到着を待つのみですね。」
赤いジャージを着た男、趙子龍がその場の皆にサムズアップをしながら喋る。

「“事件”以来始めて子供が生まれるからナー。ちょっとした騒ぎにもなるんじゃないの？」
イイ男、阿部が軽い推測を立てる。
「きっといざという時はさっそうと駆けつけるわはー。」
「男なんだから決める時は決めてもらわなきゃね。」
わはーとその姉、むすーが話す。
「めどいさん、まだ生まれないのかなぁ？」
「うん、大人しく待ってようね。」
「私おなかすいたぁー、早くごはんたべたいー。」
「ぺけぴー、今はそれどころじゃないの。めどいさんが大変なの。だから我慢して。ね？」
雪さんと共に病院に来たme、2k、xpの三人が何やら騒いでる様子だ。
「（早く…戻ってきてください。）」
雪さんが心の中で呟いた。　（やはり続く）

長げぇぇぇ！そして乙津！

すげぇな、その情熱にたまげつつ乙！

ﾌﾞﾘｮ着メロ欲しIIIIIIIIIIIIIIII！

何気にアダムがいい奴だ！

俺もブリョあきの着メロ欲しいぜ。
街中で鳴っちまった日にはどうなってしまうことか！

二番たんはなんて頼れる女なんだ･･･

ちっちゃいオッサン、車持ってるのか・・・
借金で首回らないクセに・・・

ロクに読んでいないが
ふぁふなーだということは分かった。

歴史はここから始まる訳だな･･･

＞ちっちゃいオッサン、車持ってるのか・・・
トルコンのクラウンをバルカンから貰ったんじゃねーの？

阿部のキャラどうなのそれ

長eeeeeeeeeeeeee
この調子だと、としあき誕生まで後４日くらいかかりそうだな

アダムは
やっぱり
頼りになる
な