「お前たち、もう寝なさい」「水銀燈さんは寝ないって言ってます・・・」「ふむ。そうか」 陛下と呼ばれる本名不明の老人は、この病棟では最もおとなしく、頼りにすらされている。「お前たち、もう寝なさい」 しかし本人は一向に眠ろうとせず、入院以来睡眠剤の処方量はうなぎのぼりだ。「陛下、陛下こそ寝ましょう」「わしはまだ眠らん」 今夜は新しい眠剤を追加してみる。担当医がそう言っていた。 その日、陛下は良く眠った。そして二度と目を覚まさなかった。
「殺されたのよ! 陛下は殺されたのよ!」 のりがわめいている。きりこ、金田、アダム、赤提灯、皆に不安が波及する。 陛下の死因は中毒死で、それが伝わると皆は落ち着いていった。 めどいさんだけは、最初から何の関心も示さなかった。 彼女が興味を示すのは水銀燈だけ。
これがお前の花嫁衣裳だ
陛下・・・いままでありがとう娘さんのことは僕に任せて、安らかに眠ってください
陛下は死んでこそ
> のりがわめいている。きりこ、金田、アダム、赤提灯、皆に不安が波及するのり・きりこ・アダムは分かる。金田はなぜ入院してるんだ。
続くの?
>金田はなぜ入院してるんだ。 際どいものを消そうとした。物理的に
目を覚まさないだけでずっと「もう寝なさい」って言ってるんだよね・・・寝れやしねぇよ
赤提灯とアダムは依存症治療施設に行くべきだと思うんだ
>赤提灯とアダムは依存症治療施設に行くべきだと思うんだ重度の人はこう言う施設に入れられる。