-前回までのあらすじ-

 かつて虹裏を電撃の脅威に陥れた“伝説様”の引退の真実を追う為に
虹裏町のあらゆる住人に聞き込みを開始する2代目(当時は無名の「」)。
その道中、ルーレットの知識を得ただけでなくナッパ・オル・セッツァーの
協力を得て、伝説様がいるとされる富山の霊峰へと向かう事を決意する。
が、その矢先移動手段である飛空挺・ブラックジャック号がナローの霧に
包まれながら墜落しちゃったからさぁ大変。
果たしてどうなる!?
馬鹿じゃねェの、この雑魚  墜落開始からおよそ1分も経たないうちに、目前には海面が迫っていた。
まさかこんなところで命を落とすとは…不覚!
などと半ば諦めかけたその時、ナッパと和尚が舞空術を使い俺とセッツァーを
抱えて飛空挺から脱出し、何とかギリギリの所で空中へと避難する事に成功した。
「ひゅう…危ねぇったらありゃしねーぜ、全く!」「なかなかスリリングじゃったわい」
 と、愉快に会話をしてから数秒経たないうちにブラックジャック号は轟音をあげながら
海へと沈んでいった。
「セッツァーです、ナローの霧がここまでとは正直驚いたとです。」
悲しそうにそう呟きながら、セッツァーはただただピッツァを食べていた。
 その後、ナッパの通信機を頼りにどうにか富山へと上陸する事に成功した俺達は
早速霊峰に関する情報を島民から聞き込み始めた。
毎夜すみません…過去ログはどちらでしょうか?  …1時間後、各々が集めた情報を出し合い話をまとめ始めた。
「どうもあの山、かなりの兵(つわもの)が揃っているようじゃのう。」
「あそこにあるナローの霧はここ富山で1、2を争う程の発生率らしいぜ?」
「セッツァーです、サンタナピッツァに舌鼓を打つとです。」
「そうか…どうやら一筋縄にはいかないようだな…。それと話は変わるがセッツァー
ちょっとお前そこの店屋の裏側に来い。」
 高校時代以来、こんなにスポーティーな怒りを動きに表したのは久々だった。
衣服についた赤いモノを落とすのに少々時間が掛かったが、とりあえず話を戻す。
「よし、じゃあ今日は一旦宿を取り明日登頂を開始しよう。」
「ほっほ、宿なら既に見つけておるわい。しかし満員につき3人までしか入れんがのぅ。」
「3人?何言ってんだ和尚、俺達は最初から3人じゃねーか!」
ガッハッハと笑い飛ばすナッパ。俺も釣られて笑いつつ宿へと歩いて行った。
メル欄にかくなうぜぇ 今日はナッパ来てないのかな?  夜も更け、俺はまだ寝付けないままずっと考え事をしていた。
明日伝説様に会えたとして、俺は一体何をすればいいのだろうか?
最初は“引退した理由”について聞くつもりだけだったが、調査を進めていくうちに
俺の興味は段々別な事に向いていた…。
「伝説様…もしまだ動けるって言うんなら、いっその事俺と…」
言いかけて少し考え、そこから先の言葉はまだ紡がないことにした。
もしかしたら、伝説様は今もなお初代と一緒にいるのかも知れないのだから…。
 (…あんさんなら…きっと…止められる…)
「ん?今何か聞こえたような…?」
ベランダから声がしたような気がしたが、直後ナッパのイビキを聞かされ我に返る。
「1時か、そろそろ寝ておかないとな。」
こうして俺は眠りに就き、数時間後、やがて朝を迎えた。
 霊峰“名牢(なろう)”、ここより発生するナローの霧は景色こそ覆い隠さずとも
会話・通信・手記などのあらゆる交信手段を阻害するとされている。
実際、試しにナッパに自作絵のチビ太を描いて見せたところ「イヤミ」と答えた事から
情報がガセでない事が伺える。
では一体どのようにして交信すればいいのか?答えは単純だった。
 “ジェスチャー”
そう、言葉や手記による表現が不可ならばいっそ体で表せばいいのだ。
これで通信手段の問題は解消され、いよいよ俺達は山頂を目指して登山を開始した。
「セッツァーです…もうピッツァは食べんとです…許して欲しいとです…」
後ろから何か言ってる人影が着いて来るが気にしない事にした。
つーか…何でセッツァーの言う事だけは聞き取れるんだ…?
 登山開始から数分後、俺達は和尚の情報がガセでなかった事を改めて再認識した。
眼前に現れたのは、この山で最も獰猛とされている“名牢しもんきん(しもんきん科)”だった。
ナッパがジェスチャーで「コイツのパワーは50、それ以上を出せば勝てる」と示してきたので
早速腕時計を確認すると数値はまだ70を切ったばかりであった。
これなら余裕でルーレットを止められる…そう思いポチッと時計のスイッチを押した。
 が、ここで思わぬ事態が発生してしまったのだ。
「うぉ…何で下2桁が12になってんですかい!!」
そう、普通に考えれば90台で止まってもおかしくないタイミングで押したハズなのに
ルーレットの結果はそれよりも振り切った数値を指していたのだ!
慌てて和尚の方を見ると、ジェスチャーで何か言いたそうだったので必死に目を向ける。
 なになに…7、6でナロー…2…シン・アスカ?あぁ、通信。で…脚気じゃなくて結果が…
オクレ…あぁ、遅れて…出る、と。さて整理して考えるか。
「ナロー、通信で、結果が、遅れて、出る…ほうほう。って、何ぃ!?」
 そう、俺は交信手段ばかりに気をとられてすっかり大切な事を忘れていた。
ナローの霧は交信手段だけでなく、ルーレットの結果すらも遅らせる効果を持っていたのだ!
すなわち俺はコイツ、名牢しもんきんに敗北してしまったわけで…。
 とりあえず恐る恐るしもんきんの方を振り向くと、そこには先ほどまでいなかったはずの
大量の仲間のしもんきんが駆けつけていた!
「ゲ、ゲエエェェー!!いきなりピンチだ!!!」
登山開始早々、俺達はいきなり最悪の状況に陥ってしまったようだ!
仕方なく、この場は一致団結して一旦麓まで逃げる事を最優先した。
長ぇ!

さておき、過去ログ一応この後虹裏町に置いて見ますんで待っててくんなまし。
多分30分頃でっす。
よっ!二代目! 相打ちか勝利の二択ナラ・・・
今宵は昨夜の分も勝たせていただきますヨ・・・
何だ勝てるじゃないか ハッハッハ!今宵は最弱伝説だな! どうした伝説 <(黄>∀<)>つ[禊] 時にはやるせない数値になる事もあるってばよ。
ニンゲンだもの。
うむ、沙耶快勝。 >05/01/27(木)00:40:13 No.22591180
>うむ、沙耶快勝。
お前はダメだ
>05/01/27(木)00:41:00 No.22591208

>>05/01/27(木)00:40:13 No.22591180
>>うむ、沙耶快勝。
>お前はダメだ

お前もダメだ
以外に死亡率高いぞおい!? orz グゥレイト!いただきだ! No.22590304 No.22590330 No.22590505 No.22591180 No.22591208
本日の犠牲者・・・5名


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画像ファイル名:1106752774876.jpg-(215268 B)サムネ表示.
215268 B05/01/27(木)00:19:34 No.22590208 01:37頃消えます
※このSSはあくまで作者の妄想に基づき構成されています。
「ああ、そうなん…」程度に読み流してやって下さい。
※作者は伝説様2代目「」です。
※画像は伝説は伝説でもまたもや伝説違いです。
※どうでもいいですが下2桁の積を今夜のパワーとし、俺より低い場合は
問答無用の10万ボルトが与えられます。

それではスタートです!
05/01/27(木)00:20:18 No.22590243
 -前回までのあらすじ-

 かつて虹裏を電撃の脅威に陥れた“伝説様”の引退の真実を追う為に
虹裏町のあらゆる住人に聞き込みを開始する2代目(当時は無名の「」)。
その道中、ルーレットの知識を得ただけでなくナッパ・オル・セッツァーの
協力を得て、伝説様がいるとされる富山の霊峰へと向かう事を決意する。
が、その矢先移動手段である飛空挺・ブラックジャック号がナローの霧に
包まれながら墜落しちゃったからさぁ大変。
果たしてどうなる!?
05/01/27(木)00:20:37 No.22590268
馬鹿じゃねェの、この雑魚
05/01/27(木)00:20:57 No.22590279
 墜落開始からおよそ1分も経たないうちに、目前には海面が迫っていた。
まさかこんなところで命を落とすとは…不覚!
などと半ば諦めかけたその時、ナッパと和尚が舞空術を使い俺とセッツァーを
抱えて飛空挺から脱出し、何とかギリギリの所で空中へと避難する事に成功した。
「ひゅう…危ねぇったらありゃしねーぜ、全く!」「なかなかスリリングじゃったわい」
 と、愉快に会話をしてから数秒経たないうちにブラックジャック号は轟音をあげながら
海へと沈んでいった。
「セッツァーです、ナローの霧がここまでとは正直驚いたとです。」
悲しそうにそう呟きながら、セッツァーはただただピッツァを食べていた。
 その後、ナッパの通信機を頼りにどうにか富山へと上陸する事に成功した俺達は
早速霊峰に関する情報を島民から聞き込み始めた。
05/01/27(木)00:21:27 No.22590304
毎夜すみません…過去ログはどちらでしょうか?
05/01/27(木)00:21:38 No.22590318
 …1時間後、各々が集めた情報を出し合い話をまとめ始めた。
「どうもあの山、かなりの兵(つわもの)が揃っているようじゃのう。」
「あそこにあるナローの霧はここ富山で1、2を争う程の発生率らしいぜ?」
「セッツァーです、サンタナピッツァに舌鼓を打つとです。」
「そうか…どうやら一筋縄にはいかないようだな…。それと話は変わるがセッツァー
ちょっとお前そこの店屋の裏側に来い。」
 高校時代以来、こんなにスポーティーな怒りを動きに表したのは久々だった。
衣服についた赤いモノを落とすのに少々時間が掛かったが、とりあえず話を戻す。
「よし、じゃあ今日は一旦宿を取り明日登頂を開始しよう。」
「ほっほ、宿なら既に見つけておるわい。しかし満員につき3人までしか入れんがのぅ。」
「3人?何言ってんだ和尚、俺達は最初から3人じゃねーか!」
ガッハッハと笑い飛ばすナッパ。俺も釣られて笑いつつ宿へと歩いて行った。
05/01/27(木)00:21:54 No.22590330
メル欄にかくなうぜぇ
05/01/27(木)00:22:06 No.22590338
今日はナッパ来てないのかな?
05/01/27(木)00:22:08 No.22590342
 夜も更け、俺はまだ寝付けないままずっと考え事をしていた。
明日伝説様に会えたとして、俺は一体何をすればいいのだろうか?
最初は“引退した理由”について聞くつもりだけだったが、調査を進めていくうちに
俺の興味は段々別な事に向いていた…。
「伝説様…もしまだ動けるって言うんなら、いっその事俺と…」
言いかけて少し考え、そこから先の言葉はまだ紡がないことにした。
もしかしたら、伝説様は今もなお初代と一緒にいるのかも知れないのだから…。
 (…あんさんなら…きっと…止められる…)
「ん?今何か聞こえたような…?」
ベランダから声がしたような気がしたが、直後ナッパのイビキを聞かされ我に返る。
「1時か、そろそろ寝ておかないとな。」
こうして俺は眠りに就き、数時間後、やがて朝を迎えた。
05/01/27(木)00:22:33 No.22590359
 霊峰“名牢(なろう)”、ここより発生するナローの霧は景色こそ覆い隠さずとも
会話・通信・手記などのあらゆる交信手段を阻害するとされている。
実際、試しにナッパに自作絵のチビ太を描いて見せたところ「イヤミ」と答えた事から
情報がガセでない事が伺える。
では一体どのようにして交信すればいいのか?答えは単純だった。
 “ジェスチャー”
そう、言葉や手記による表現が不可ならばいっそ体で表せばいいのだ。
これで通信手段の問題は解消され、いよいよ俺達は山頂を目指して登山を開始した。
「セッツァーです…もうピッツァは食べんとです…許して欲しいとです…」
後ろから何か言ってる人影が着いて来るが気にしない事にした。
つーか…何でセッツァーの言う事だけは聞き取れるんだ…?
05/01/27(木)00:23:08 No.22590386
 登山開始から数分後、俺達は和尚の情報がガセでなかった事を改めて再認識した。
眼前に現れたのは、この山で最も獰猛とされている“名牢しもんきん(しもんきん科)”だった。
ナッパがジェスチャーで「コイツのパワーは50、それ以上を出せば勝てる」と示してきたので
早速腕時計を確認すると数値はまだ70を切ったばかりであった。
これなら余裕でルーレットを止められる…そう思いポチッと時計のスイッチを押した。
 が、ここで思わぬ事態が発生してしまったのだ。
「うぉ…何で下2桁が12になってんですかい!!」
そう、普通に考えれば90台で止まってもおかしくないタイミングで押したハズなのに
ルーレットの結果はそれよりも振り切った数値を指していたのだ!
慌てて和尚の方を見ると、ジェスチャーで何か言いたそうだったので必死に目を向ける。
05/01/27(木)00:23:32 No.22590400
 なになに…7、6でナロー…2…シン・アスカ?あぁ、通信。で…脚気じゃなくて結果が…
オクレ…あぁ、遅れて…出る、と。さて整理して考えるか。
「ナロー、通信で、結果が、遅れて、出る…ほうほう。って、何ぃ!?」
 そう、俺は交信手段ばかりに気をとられてすっかり大切な事を忘れていた。
ナローの霧は交信手段だけでなく、ルーレットの結果すらも遅らせる効果を持っていたのだ!
すなわち俺はコイツ、名牢しもんきんに敗北してしまったわけで…。
 とりあえず恐る恐るしもんきんの方を振り向くと、そこには先ほどまでいなかったはずの
大量の仲間のしもんきんが駆けつけていた!
「ゲ、ゲエエェェー!!いきなりピンチだ!!!」
登山開始早々、俺達はいきなり最悪の状況に陥ってしまったようだ!
仕方なく、この場は一致団結して一旦麓まで逃げる事を最優先した。
05/01/27(木)00:25:00 No.22590473
長ぇ!

さておき、過去ログ一応この後虹裏町に置いて見ますんで待っててくんなまし。
多分30分頃でっす。
05/01/27(木)00:25:41 No.22590505
よっ!二代目!
05/01/27(木)00:29:14 No.22590668
相打ちか勝利の二択ナラ・・・
今宵は昨夜の分も勝たせていただきますヨ・・・
05/01/27(木)00:35:19 No.22590954
何だ勝てるじゃないか
05/01/27(木)00:37:01 No.22591041
ハッハッハ!今宵は最弱伝説だな!
05/01/27(木)00:38:37 No.22591124
どうした伝説
05/01/27(木)00:39:00 No.22591135
<(黄>∀<)>つ[禊]
05/01/27(木)00:39:30 No.22591155
時にはやるせない数値になる事もあるってばよ。
ニンゲンだもの。
05/01/27(木)00:40:13 No.22591180
うむ、沙耶快勝。
05/01/27(木)00:41:00 No.22591208
>05/01/27(木)00:40:13 No.22591180
>うむ、沙耶快勝。
お前はダメだ
No.22591180"">05/01/27(木)00:41:40 No.22591241
>05/01/27(木)00:41:00 No.22591208
>>05/01/27(木)00:40:13 No.22591180
>>うむ、沙耶快勝。
>お前はダメだ
お前こそダメだ
05/01/27(木)00:41:58 No.22591256
>05/01/27(木)00:41:00 No.22591208

>>05/01/27(木)00:40:13 No.22591180
>>うむ、沙耶快勝。
>お前はダメだ

お前もダメだ
05/01/27(木)00:42:18 No.22591263
以外に死亡率高いぞおい!?
05/01/27(木)00:42:26 No.22591273
orz
05/01/27(木)00:54:17 No.22591679
グゥレイト!いただきだ!
05/01/27(木)00:54:21 No.22591684
No.22590304 No.22590330 No.22590505 No.22591180 No.22591208
本日の犠牲者・・・5名


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